神棚の「お供え物」は日本の先祖からの伝言
日本の神社や神棚には、必ず「水・米・塩」が供えられます。これは単なる宗教的儀式ではありません。実は、私たちの先祖が数千年の経験を経て導き出した「日本人がこの土地で生き抜くための必須栄養素」というメッセージなのです。
米は生命活動のエネルギー源、水は体の7割を構成する媒体、そして塩は電気信号を司るミネラル。これら3つが良質であれば、日本人の体は病を寄せ付けない強靭さの基礎が出来上がります。先祖が「これだけは神聖なものとして守れ」と伝えたのは、これらが命の根幹だからです。私たちは今一度、このシンプルな原点に立ち返る必要があります。

「がん」の急増と戦後80年の歪み
現在、日本の個人保険では「三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)」への備えが当たり前のように組み込まれています。しかし、これほどまでに特定の病が増えるのは、生物学的に見て異常事態です。がんがこれほど身近なものになったのは、決して「寿命が延びたから」だけではありません。
戦後80年、日本人の食事は劇的に変化しました。長年かけて私たちのDNAに最適化されてきた伝統食が、急速な欧米化、そして化学添加物や農薬の急増によって塗り替えられたのです。WHO(世界保健機関)等の国際機関が示す基準も、あくまでグローバル経済(利権)の妥協点に過ぎないことが多々あります。
特定の病が「社会の仕組み」の中に組み込まれてしまっている現状に、私たちは疑問を持つべきです。
「栄養士」の常識を疑い、真の食を見極める
日本の「栄養士」が学ぶカリキュラムも、残念ながら完璧ではありません。戦後の食糧難や、海外からの食糧輸入を前提に構築された理論が多く、伝統的な発酵食品の深遠な効果や、精製されていない「本物の塩・米」の重要性が軽視される傾向にあります。
「カロリー」や「PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランス」といった数字上の計算だけでは、化学添加物による腸内環境の悪化や、ミネラル不足を補うことはできません。現代は、公的な推奨を盲信するのではなく、自分自身の感覚と正しい知識で「体にいいもの」を見極める力がなければ、簡単に病に倒れてしまう時代です。選ぶ力こそが、最大の防御となります。
健康への最短ルートは「土」と「伝統」にある
究極の健康法、それは「自ら農業を行うこと」です。これに勝る近道はありません。自分の土地の土に触れ、その土地の微生物と共生しながら育てた作物を食べる。これこそが、私たちの免疫システムを最も活性化させる「身土不二(しんどふじ)」の実践です。
自分で育てるのが難しくても、その土地に古くから伝わる食習慣(旬のもの、地元のもの)を徹底的に見直してみてください。スーパーに並ぶ加工品ではなく、泥のついた野菜や、昔ながらの製法で作られた調味料を選ぶ。失われた80年を取り戻す鍵は、流行のスーパーフードではなく、私たちの足元の「土」と、先祖が守ってきた「伝統」の中にこそ眠っています。
そんなに宗教染みた話ではありません。(著者は仏教徒ですしw)良いもの食べていきましょう!
