水が変わると人は病気になる:山間部から都市部への移動が招く不調
かつて、清らかな湧水が流れる里山で暮らしていた人々が、仕事の都合などで都市部へ移住した際、急に体調を崩したり、持病が悪化したりするケースは少なくありません。これは単なる「環境の変化によるストレス」だけではないのです。
原因は「水」、日本の山間部の集落では、「水が変わると体が変わる」という言葉もあるほどです。
日本の都市部で供給される水は、諸外国にないほどの高度な無害化処理が施されていますが、どうしても水源の汚染や配管の劣化、そして大量の水の「殺菌」の問題がつきまといます。私たちの体は、何千年もかけてその土地の自然な水に適応してきました。人工的な処理が重なった水は、細胞への浸透率や代謝効率が異なり、結果として免疫力の低下や慢性的な疲労感、生活習慣病の引き金になることが、近年の自然医学の視点からも指摘されています。

湧水の正体は「軟水」:胃腸にやさしいミネラルバランス
日本の湧水の多くは「軟水」です。軟水とは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量が少ない水を指します。(多いものは『ミネラルウォーター』と言われます)なぜ軟水が健康に良いのかというと、一言で言えば「胃腸への負担が極めて少ない」からです。
欧州などの硬水はミネラル補給には向きますが、日本人の長くてデリケートな腸には刺激が強く、下痢を起こしたり消化不良を招いたりすることがあります。一方で、軟水は分子が細かく、まろやかな口当たりが特徴です。赤ちゃんが飲むミルクや、お年寄りの水分補給に軟水が推奨されるのは、未発達、あるいは衰え始めた内臓でもスムーズに吸収できる「究極の優しさ」を持っているからなのです。
驚きのデトックス効果:二日酔いさえも変える水の力
「軟水」の真骨頂は、その高い「溶解力(物を溶かす力)」と「排出能力」にあります。不純物の少ない軟水は、体内の老廃物を抱え込んで外に出すデトックス効果が非常に高いのです。
その違いを最も顕著に感じるのが、実はお酒を飲んだ時です。水道水や質の悪い水で割ったお酒、あるいはチェイサーに水道水を飲んだ場合、翌朝までアルコールが残り、ひどい悪酔いをすることがあります。しかし、良質な湧水と一緒に楽しむと、アルコールの分解・排出がスムーズに進み、翌朝の目覚めが驚くほどスッキリすることに驚くはずです。細胞内の水分バランスを素早く整えてくれるのは、自然のままの軟水ならではの恩恵です。
水道水のカルキ問題:日本の水質管理の裏側に潜む影
日本の水道インフラは世界トップクラスであり、蛇口から出た水をそのまま飲める国は稀です。その安全性は誇るべきものですが、健康を追求するなら「消毒のために投入される塩素(カルキ)」のリスクは無視できません。
塩素は強力な殺菌作用を持ちますが、それは同時に私たちの腸内に住む大切な「善玉菌」にも影響を与える可能性があるということです。また、塩素が水中の有機物と反応して生成される「トリハロメタン」には発がん性の疑いも指摘されています。メダカを水道水にそのまま入れると死んでしまうのは、この塩素がエラなどの細胞を破壊するからです。一時的な安全(殺菌)のために、長期的な健康を犠牲にしていないか、今一度考える必要があります。
現代の脅威「PFAS」:ボトルドウォーター選びの落とし穴
最近、大きなニュースになっているのが「PFAS(有機フッ素化合物)」による水質汚染です。これは「永遠の化学物質」と呼ばれ、体内に蓄積しやすく、分解されにくい性質を持っています。
恐ろしいのは、市販の「ボトルドウォーター(ペットボトルの水)」なら安心とは限らない点です。もし採取地の近くや上流に、半導体工場などが建設された場合、下流域の採取地がフッ素で汚染されているリスクがあります。工場の立地条件までを確認するのは容易ではありませんが、メーカーが独自にPFAS検査の結果を公表しているか、信頼できる採取地を選んでいるかを見極める「知的な選択」が、現代を生き抜くためには不可欠です。
飲みやすくて手軽に買える安心な日本のお水3選+1選
自分の生活の近くに山からの湧水(名水100選などに選ばれている水)などがある場合は、その土地の水が一番です!でも、都市部にいて、「どの水を選べばいいかわからない」という方へ、まずは手軽に入手できる、日本人の体に馴染む優れたお水をご紹介します。(完全に著者の好みです)
水を選ぶときには・・・・
硬水
ミネラル度が高い水 超硬水だとしょっぱいなと感じる水もあります。
(筆者は低硬水のEvianでもしょっぱいと感じてます。)
軟水
ミネラル度が低い水
→ これが日本の多くの方にはおいしいと感じる水です
サントリー 南アルプスの天然水(産地:白州)
言わずと知れた名水。山梨県北杜市白州町で採水されるこの水は、花崗岩層をくぐり抜けた清冽な軟水で、飲み口が良く、どんな場面でもあると安心です。
スーパーなどで見ると2ℓ 6本入りの箱の値段は抜群に他のメーカーの水よりも高いですが、高いだけの理由があります。ウチの子ども(未就学児)はこの水以外だと飲む量が極端に減ります。(子供は正直)
ふるさと 南アルプス | サントリー天然水
津南の水(ファミリーマート)
新潟県津南町の秋成地区の水源から採水したおいしい水。非常に硬度が低く、クセがないのが特徴です。コンビニで手軽に買える水の中では、トップクラスの品質を誇ります。
新潟県津南の天然水 600ml |商品情報|ファミリーマート
FUJISANSUI(富士山水)
清らかな富士山の水源から取れる水を水の加熱処理をしない非加熱製法を採用しています。加熱殺菌をしないことにより、原水のミネラルバランスがそのままに保たれています。それから、水はあんまり関係ないけど、「シュッっとした」ボトルの形状が素敵・・・持ち運びにも、防災用ストックとしてもおススメです。(500ml)だからボトルの外側から5等分のメモリを書けば約100mlが計測できてしまうボトルが出来上がるという優れもののボトルです。
富士の源水山中湖工場 富士の源水株式会社 FUJI SUN SUI 富士山水
Volbic(フランス)
最近日本のスーパーでの流通は少なくなったのですが、AMAZONなどでは入手可能な「Volbic」こちらも柔らかくて飲みやすいお水です。
Volvic UK:ナチュラル・ミネラル・ウォーター
いかがでしたか?今日から選ぶ水を変えるだけで、あなたの10年後の体は確実に変わります。
今日はそんな感じ!
