ついつい残ってしまった「焼き鯖」。
翌日は身が硬くなりがちですが、そのまま温め直すだけではもったいない!親子鍋ひと煮立ちで、胃腸に優しい絶品の一皿に生まれ変わります。親子鍋でサッと作る「酢の効いたあんかけ」をかければ、贅沢な味わいへとリメイクできます。

今回は包丁を使わず、キッチンバサミと親子鍋の機動力を活かして、血液サラサラ成分たっぷりの一品を作ります。健康診断の結果が気になり始めた方にも、ぜひ試してほしい「整う」レシピです。
爆速!やることリスト
忙しい朝や疲れた夜でも即完成!親子鍋の熱伝導をフル活用します。
- ベース作り: 親子鍋に水・酢・鶏だし・醤油を合わせ、玉ねぎと一煮立ち(約3分)
- 彩り追加: ピーマンをキッチンバサミで投入し、しんなりするまで加熱(約5分)
- 仕上げ: とろみがついたら(お好みで)、温めた鯖にかけて完成!(約2分)
食材(1人前)と道具
| 食材 | 分量 | 健康・選び方のポイント |
| 残った焼き鯖 | 1切れ | 青魚の王様。DHA・EPAを酸化させずに摂取するのがコツです。 |
| スライスオニオン | 1つかみ | 血液サラサラ成分「アリシン」を摂取。サラダ用なら時短になります。 |
| ピーマン | 1個 | 加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富。彩りもプラス。 |
| お酢 | ひとまわし | 減塩効果と、疲労回復を助けるクエン酸を補給。 |
| 鶏がら顆粒だし | ティースプーン半分 | 旨味のベース。少量を賢く使うことで、全体の塩分を抑えます。 |
| 水溶き片栗粉 | ティースプーン一杯 | あんを絡めることで、冷めにくい一皿に。 |
| 道具 | 役割・メリット |
| 親子鍋 | 少量の水分がすぐに沸騰し、浅型なので「あん」の状態を確認しやすい。 |
| キッチンバサミ | ピーマンのカットに使用。まな板を出さずに調理を完結させます。 |
| ティースプーン | だしを計りつつ、そのまま鍋を混ぜるのにも使えて便利。 |
調理と栄養の「シンクロ解説」
① 【工程】最初からとろみをつけて甘酢あんをつくる






ベースに「お酢」を加えるのが最大の健康ポイントです。酢に含まれる酢酸は、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果があり、さらに焼き鯖の気になる生臭さを消して風味を格上げしてくれます。

あんが少し温まってきたらスーパーで買うことができるスライス玉ねぎを入れます。血液サラサラ成分で知られる玉ねぎの「硫化アリル(アリシン)」が加わることで、血管ケアに最適な組み合わせになります。親子鍋は底面積が広いため、少量の水分でも効率よく玉ねぎに火が通り、甘みを短時間で引き出すことができます。
② 【工程】ピーマンをキッチンバサミで切り入れる


ピーマンには、ビタミンC、A、Eといった抗酸化ビタミンが豊富に含まれています。特筆すべきは、ピーマンのビタミンCは組織が強固なため、加熱しても壊れにくいという特性です。ハサミで細長く切ることで断面積が増え、短時間の加熱でタレの旨味が染み込みやすくなります。また、鯖に含まれるDHA・EPAの酸化を、ピーマンのビタミンEが防いでくれるという、栄養学的にも相性抜群の「シンクロ」が起きています。
火加減は弱火と中火のあいだくらいにしておけば焦げる心配がほとんどありません。
③ 残った焼き鯖 にアツアツの「あん」をかける!



鯖自体にしっかりと塩味がついている場合、あんかけの塩分は極力抑えるのがポイントです。醤油は香り付け程度に留め、お酢の酸味と鶏だしの「グルタミン酸」による旨味の相乗効果を利用しましょう。これにより、物足りなさを感じることなく、自然と減塩(スマートソルト)を実践できます。最後に白ごまや七味を振れば、カプサイシンやセサミンの効果でさらに代謝アップが狙えます。
6. 今回の親子鍋Life hack!:魚の「再加熱」は水分と一緒に
焼き魚をレンジで再加熱すると、水分が飛んでパサパサになりがちです。
- しっとり復活の術: 親子鍋で作った「あん」を熱々の状態で上からかけることで、鯖の身の内部に蒸気が戻り、焼きたてのようなふっくらとした食感が復活します。
- 鯖を崩してあんをご飯にかけて(On the rice!で)食べてもおいしいです。(あんかけごはん)
- そのまま食卓へ(Take it to the table!): もし鯖を温め直すのが面倒なら、親子鍋にあんに直接鯖を投入して温め、そのまま食卓へ出すのもアリ。熱々を長く楽しめます。
7. まとめ
「リメイクこそ、親子鍋の真骨頂」。
昨日の残りが、今日は立派な健康定食の主役になります。お酢の力でサッパリと、ピーマンと玉ねぎでシャキシャキと。親子鍋一つでできる「鯖のあんかけ」、ぜひ On the dish! でお楽しみください。

本来の料理は、味をととのえたうえで水溶き片栗粉を使用し、とろみをつけますが、親子鍋の中で最初に水溶き片栗粉を作ってしまえば新たな洗い物が出ることはありません。
